導入の仕組み
SS1がFolta本体を直接配信するわけではありません。SS1はセットアップスクリプトを対象端末で実行します。 実行されたスクリプトが、端末をFoltaへ登録し、Chrome / EdgeへFolta拡張機能を自動インストールする設定を行います。作業を始める前に
「ネットワーク」の意味
対象端末から、次の2か所へHTTPSで接続できる必要があります。- Folta:端末の登録と操作ログの送信に使います。
- Folta拡張機能の配信先:Chrome / EdgeがFolta拡張機能をダウンロードするために使います。
setup-mdm.ps1 の先頭付近にある次の2項目です。
1. セットアップキットをダウンロードする
Folta管理画面の左サイドメニューで、[端末]から[セットアップ]を開きます。左サイドメニューの[端末]にある[セットアップ]を選択します。
Windowsを選択し、Windows用セットアップキットをダウンロードします。
ダウンロードには編集権限が必要です。ブラウザの配布設定が完了していない場合は、ダウンロードボタンが無効になります。
- [Windows用をダウンロード]を押します。
- ダウンロードしたZIPを管理者PCで展開します。
- 展開したフォルダに
setup-mdm.ps1があることを確認します。
setup-mdm.ps1 です。setup.ps1 と extension フォルダは手動導入用のため、SS1には登録しません。
セットアップキットは自社環境専用です。他社用や以前の環境用は流用せず、チャットや公開フォルダへ置かないでください。登録トークンは発行から90日で期限切れになります。setup-mdm.ps1 がない、または期限が不明な場合は、最新のWindows用キットを取り直します。
2. SS1から起動するBATを作る
setup-mdm.ps1 と同じフォルダに、install-folta-ss1.bat を作成します。
setup-mdm.ps1 を64bit PowerShellで起動し、終了コードをSS1へ返します。
3. SS1へ登録して1〜3台へ配布する
このBAT方式は、実際のSS1環境で導入成功を確認済みです。ただし、SS1のバージョンや利用モジュールによって、画面の項目名が異なる場合があります。install-folta-ss1.bat と setup-mdm.ps1 を、同じ配布パッケージへ登録します。端末上でも2ファイルが同じフォルダへ配置されるようにしてください。
SS1の画面に合わせて、次のどちらか一方を設定します。
作業フォルダには、2ファイルを配置したフォルダを指定します。
- 実行アカウント:ローカルSYSTEM(
NT AUTHORITY\SYSTEM) - 対象:検証端末 1〜3台だけ
- 実行タイミング:対象利用者がWindowsへログオンしている時間帯を推奨
4. 成功を確認する
SS1が「完了」と表示されただけでは、Foltaの導入成功ではありません。次の3か所を確認します。SS1
- 実行結果が成功になっている
- 取得できる場合、終了コードが
0 - 標準出力の最後に
[4/4] MDM セットアップ完了がある
ブラウザ
ChromeまたはEdgeを完全に終了し、起動し直します。chrome://extensionsまたはedge://extensionsにFoltaが表示される- Foltaが「組織によってインストール」された状態になっている
- 利用者がFoltaを削除できない
Folta
- 管理画面の端末一覧に、検証端末が表示される
- ホスト名と利用者名が想定どおりになっている
- テスト用ポリシーの検知・警告・ブロックが動く
- 操作ログがFolta管理画面へ届く
失敗したとき
ブラウザにFoltaが表示されない場合だけ、管理者コマンドプロンプトでポリシーを確認します。
全社展開へ進む条件
次をすべて満たしてから、対象を少しずつ増やします。- 1〜3台でSS1の実行成功を確認した
- 利用するChromeまたはEdgeでFoltaを確認した
- Folta管理画面で端末とテストポリシーの動作を確認した
- SS1のバージョン、利用モジュール、起動方法を記録した
- 失敗時に次の配布を止める担当者を決めた